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動物看護師科
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2021.08.06

赤ちゃんとペットいつから触れあえる?〜赤ちゃんとペットの成長日記〜

みなさんこんにちは。動物看護師科1年生の副担任です。

私は動物看護師科の先生として働くと同時に

現在2人の子どものママをしています。

動物病院で働いていたころに

「動物と赤ちゃんっていつから一緒に過ごしていいの?」

と飼い主さんから相談を受けたことがあります。

今回は実際にうちの子とペットとの関係のお話をしつつ

実際いつから過ごせるのかお話ししたいと思います。

基本的にはおうちの中で飼っている動物、ワンちゃんや猫ちゃんであれば

一緒の空間にいるのは低月齢でもさほど問題はありません。

実はワンちゃん、猫ちゃんも人間の赤ちゃんのことも「赤ちゃん」として

認識ができるので、優しく接しなければならないとわかるようです。

この写真は私の子どもが生後6か月ごろ、遊んでいるところへ

英国ゴールデンレトリバーのアンヌがそばにやってきて横になったところを撮ったものです。

私の子どもも普段から見慣れているので自ら近寄っていこうとしましたが、

毛をつかもうとしたときには止めました。

アンヌが毛をつかまれたことで驚いてしまうことを避けるためです。

子どもは手加減を知らないので大人が目を離さないようにすることが大切です。

私の子どもが生後9ヶ月ころには猫と一緒に遊ぶようになりました。

白猫のたらちゃんは子どもに乗られようがしっぽを引っ張られようが

怒ったりせず我関せずそばで寝ていました。

子どもも段々と扱いに変化が出てきて

「いい子!いい子!」と言いながらなでるようになってきたので、

少しは思いやりを持ってくれているのかなぁと感じます。

ちなみに、アレルギーに関しては検査等はしていませんが

今のところ特に出ていません。

旧国立成育医療センターなどが広島市内の約1万人の小学校2年生の保護者対象に行ったアンケート調査では

生後1歳までに犬と生活していた子供には、アトピー性皮膚炎の発症リスクの減少がみられたり、

アメリカにおいては、小さいころから犬と暮らしているの子どもは

感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るというデータが報告されています。

このお話を聞くと少し意外な効用ですよね。

それでも少しでも清潔を保つようにお掃除はそれなりに頑張っています。

猫の方も面倒を見なければと思うのか

様子をうかがいながらもそばで見守っていてくれます。

子どもがつたない言葉で必死に白猫たらちゃんに話しかけている姿は

とても微笑ましいです。

これからも仲良しでいてくれればいいなと思いつつ

ペット、そして子供の成長を見守っていきたいと思います。