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動物看護師科
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2021.07.19

先生! エマです!!

皆さん、こんにちは。
動物看護師科、龍神です。

毎年思うのですが、いつの間にか梅雨が明け、セミの鳴き声で目が覚める時期になりましたね。

本日は動物看護師科3年生で行われた、特別授業「救急医療」について紹介したいと思います。

今回の授業は横浜にある『DVMsどうぶつ医療センター横浜』の杉浦獣医師を講師に招き行いました。
杉浦先生は夜間救急で勤務する獣医師です。

余談ですが・・・
現在、月9のドラマ「ナ〇ト・ド〇ター」見ていますか?

動物医療にも夜間専門の救急外来が全国にあるんですよ。

今回の授業では夜間救急の現状と動物看護師の役割とトリアージについて、そして心肺蘇生の実習をおこないました。

心肺蘇生では動物のサイズによって体位、圧迫箇所の違いがありました。
また、心肺蘇生のリズム曲は「アンパンマンマーチ」でした。(他にもありますけどね・・・)
 

動物看護師は受付対応の時にトリアージを意識して少しでも怪しい!と感じたら「エマです(エマージェンシーです)」と大声で叫ぶことが必要だと言われました。

そして講義のなかでは実際の現場で動物看護師がどのような動きをしているのかの動画を見ることができ、先輩動物看護師のテキパキした動きに憧れを抱くとともに、救急も含めてチーム医療の大切さを学びました。

 

救急医療の特別授業は2回にわたって行ったのですが、2回目は実際にあった症例を元に動物看護師として何を準備したらいいかの検討会でした。

これは症状から何の疾患なのかを疑いその疾患に合った処置の為の最優先準備物を5つ考える授業です。

今までの授業内容が反映されており、毎年盛り上がる授業です。

学生は自分が考えた疾患名と準備物があっているのか、杉浦先生の解答と解説を熱心にメモを取っていました。

今回のようにRAPでは特別授業として様々な分野のスペシャリストから講義を受けることができますよ♪