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動物海洋飼育・
アクアリウム科
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2024.10.07

2年生授業 ウミガメ編🐢

みなさん、こんにちは。

今回はフィールドワークという授業で行った『 ウミガメ放流 』の様子を紹介します。

授業の講師は、サンクチュアリネイチャーセンターで活動する先生。
自然観察や保護活動を実践し、その知見を伝えてくれます。

 

近年は、非常に注目を浴びているマイクロプラスチック。
実際の海での影響にも触れて、話を広げてくれました。

 

浜松市南区にある中田島砂丘は、日本三大砂丘の一角となります。
そしてアカウミガメの産卵地でもあるのです。

( 今年の1月から行政区変更に伴い、中田島砂丘のあたりも浜松市動物園ウォットもみんな中央区になったのですが、ちょっと未だしっくり来ない… )

 

 

ウミガメの放流前に、浜辺の様子にも注目です。

 

完全な砂浜ゾーンと、海浜植物が生えているゾーン

 

砂浜に大量の牡蠣殻

『 砂浜 』でないとカメは困ってしまうのに、
『 砂利浜 』が沢山あるというのが現状です。

 

他にも海に辿り着く前に… 大きな  水溜まり が出来ています。
水が抜けない砂丘とは?? どういう事でしょう。
実は パッと見では、わからない所に問題があるのです。
気付ける‘感性’が育つと嬉しいです。

 

 

波打ち際まで来たらお待ちかね。カメの放流です。
大きくなって帰って来るのだぁ~。

 

 

( ルネサンス・ペット・アカデミーは、静岡県内で歴史ある動物系専門学校です。ウミガメが大人になって海に戻るのに同じぐらいの歴史があります。そしてたくさんの卒業生が業界に放流?されています。 以上CMでした。 )

 

ウミガメを放流して、ワクワクするだけでは飼育科じゃない!!

地球環境に配慮できる人材になるのも大事!! 

な・の・で、
海浜清掃をやってきたよ。

 

実際にどのようなゴミが流れついているのか?
本やネットではなくて、現場の状況こそ真実なのです。

 

ゴミだけでなく、クラゲも落ちてるし、

高いテンションも、まったり雰囲気も、

色々拾って… こんなに集まりました。

みんなも、ゴミを跨がず、拾える大人になれると嬉しいです。
【堀内】