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動物海洋飼育・
アクアリウム科
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2024.07.01
学外演習Ⅱ @HASパロミノポニークラブ
皆さん こんにちは
今回の2年生の学外演習は
静岡県御前崎市にあるHASパロミノポニークラブ 様にお邪魔してきました。
こちらで学ばせて頂くのは、厩務員のお仕事です。
乗馬クラブというと乗馬のインストラクターを思いつく方が多いと思いますが、
馬に乗れなくても、毎日の馬のお世話といったお仕事があります。
ちなみにインストラクターさんが厩務員の仕事もやっている施設も多くあります。
では、厩務員のお仕事の一部をご紹介。
先ずは、馬房掃除
馬のお部屋の事を馬房(ばぼう)と言います。
普段はここで馬が寝泊まりしています。
馬の糞尿などで床が汚れてしまうので、
清潔さを保つために、毎日汚れた床材(こちらではおが粉を使用)を交換します。
汚れた床材は濡れている為、結構な重労働なんです。
続いては馬の部位についての解説と説明です。
プリントを片手に実際に部位に触りながら名称とその役割を学びました。
次に、馬のブラッシング
馬房にいる時の馬は、人間と同じように横になります。
その時に体についた汚れを落としてあげたり、
小屋の中でじっとしていた馬の体をほぐしたり、
運動後の筋肉の疲れをとったり、馬とのスキンシップをはかるのに重要なお仕事です。
他にも裏堀りといって、蹄で囲まれた足の裏に溜まったゴミのかき出し作業を行います。
そして曳き馬(ひきうま)
馬を厩舎(きゅうしゃ)や馬場(ばば)に連れて行く時に
馬に乗らずに移動する方法ですね。
運動の前に馬の脚に異常がないかの点検やリハビリ運動、コミュニケーションの練習としてなど
様々な理由・意図もあります。
次は馬装(ばそう)の装着方法です。
乗馬するときに馬に付ける鞍(くら)といった装備の付け方を学びました。
さらに今回は装蹄(そうてい)を見学する機会がありました。
装蹄とは、馬の爪(蹄ひづめ)を手入れして
手入れした後の蹄にあわせて、馬のための靴
蹄鉄(ていてつ)を加工して装着する作業の事をいいます。
装蹄をする目的は蹄の保護や治療、能力の向上などがあります。
今回、ご紹介できたのは馬に関わるお仕事の一部ですが、
現場で見て、実践し、学ぶことができました。
【小亀】